お役立ちコラム
【大阪】島之内フジマル醸造所
大阪の中心地である心斎橋駅から歩いて15分ほどと徒歩圏内、最寄りは松屋町駅で徒歩1分。
実は、大阪にはすでに120年を超えるぶどう造りの歴史があり、生産量も全国トップクラスだった時代もあるそう。
しかし、都市化が進んだことで大阪のぶどう畑は減少する一方に。
そんな中、フジマル醸造所は大阪府柏原市で2010年から耕作放棄地を中心にぶどう栽培をスタート。
大阪で長年育てられているデラウェアを中心に栽培を続けている。
こちらのワインはあくまでも食中酒として日本の食卓に寄り添うような味わいを目指している。
2013年には産地と飲み手を繋ぐことをコンセプトに大阪の中心地に都市型ワイナリーである島之内フジマル醸造所をオープン。
1階がワイナリー、2階にはレストランが併設されている世界的にも珍しいスタイルで、2階のレストランからは1階のワイナリーが覗ける造りになっている。
レストランでは地元関西の食材を中心に、イタリアンをベースにした創作料理を頂ける。
醸造作業中などで難しい場合もあるが、レストランの利用客には希望があればワイナリー見学も随時行っている。
生樽ワインというのが名物で、ワインが入ったオーダーメイドのタンクから生ビールのように炭酸ガスの圧力を利用してサーバーで提供してもらえる。
サーバーはレストラン内にあるので注がれているのを目の当たりにでき、注ぎたてほやほやのフレッシュな状態で頂ける。
ワインの表面には泡が残った状態で提供され、スパークリングワインとはまた違うほのかな発泡を感じられる。
生樽ワインはデラウェアの皮や種と一緒に発酵させ、ステンレスタンクで熟成させたオレンジ色の白ワインと、マスカットベリーAを冷やしてロゼ感覚で飲む赤ワインを提供している。
レストランではワイナリーで醸されたフジマルワイン以外にも、国内外の厳選されたワインを取り揃えている。
気に入ったワインはその場で購入も可能。
東京にも清澄白河にフジマル醸造所を構えており、心斎橋と同じスタイルで営業されているので東京の方もぜひ。
島之内フジマル醸造所
住所:大阪市中央区島之内1-1-14 三和ビル1F
電話番号:06-4704-6666
営業時間:12:00~23:00
定休 火曜、水曜