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一生ものの本格フレンチ!

カテゴリ:コラム 投稿日 2021/09/08

ワインの歴史は非常に古い。


紀元前5000年頃メソポタミアの文学作品に初めて文献上で記されたり、紀元前4000年代にエジプトのピラミッドの壁画にワイン造りの様子が描かれていたり、ジョージアを含むコーカサス山脈一帯ではメソポタミア文明が栄えたイラクに近いことからワイン造りがされていたと言われていたり、ジョージアに隣接するトルコでワイン造りが始まったとする説もあるなどその諸説は様々ある。


 


初めてヨーロッパにワインが伝わったのは紀元前1500年頃とされており、現在のレバノン周辺に住んでいたフェニキア人の手によってエジプトからギリシャに伝わったとされている。紀元前1100年頃にはギリシャは有数のワイン輸出国となっている。


その後、キリスト教の布教と共にヨーロッパに広がっていき教会や修道所がワイン醸造の拠点となっていった。さらにキリスト教の普及やヨーロッパからの移民が、新世界と呼ばれるアメリカ、チリ、アルゼンチン、オーストラリアなどに広めていった。


 


ウドンコ病やフィロキセラ、ベト病というブドウの病気が度々発生しながらも各々のワイナリーが切磋琢磨しその伝統をつないできた。


1kgのブドウから搾汁されるワインの量は600~800mlと言われている。これだけ希少で歴史が古いことを考えると、ワインに対する有り難みが深くなることだろう。


 


ワイナリーの想いやワインの背景とシェフのこだわり、食への感謝を改めてもってレストランでマリアージュを楽しみたい。


 


※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。


 


 


【L’OSIER (ロオジエ)】



ミシュラン三つ星を3年連続獲得しているロオジエ。


1973年東京 銀座に誕生した資生堂が経営する老舗フレンチレストラン。


銀座にゆかりの深い”柳”を意味するフランス語”osier”から命名されている。


資生堂グループの企業理念である”美しい生活文化の創造”を本格的なフランス料理に落とし込み、豊かな文化と資生堂の美を体現している。


 


その美しい店内に一歩足を踏み入れた時の高揚感は忘れられない。


一段一段階段を降りるたびにその後そこで過ごす時間への期待が膨らんでいく。


フロアでまず目を奪われるのはダイニングの中央に配されたアレンジメント。季節によってアレンジが変わり、室内にいながら食事と共に季節を感じることが出来る。


店内は白とゴールドで統一されており、9mもある高い吹き抜けとあいまってラグジュアリーな空間となっている。


そんな空間を作り出したのはラグジュアリーな空間作りで国際的に評価の高い建築家兼デザイナー、ピエール=イヴ・ロション氏。


多くの五つ星ホテルや高級レストランなどを手がけている。


ロション氏は資生堂の歴史をふまえた上で、見事に高級感溢れる洗練された空間を作り出した。


充実したロオジエのアートコレクションも空間に彩りを加えている。


 


エグゼクティブシェフのオリヴィエ・シェニョン氏は、ロオジエの伝統とフランス料理の本質を守りつつ、誰もがあっと驚く斬新な表現力でロオジエの味を創造している。


一皿一皿が非常に美しくお皿とも見事にマッチしている。


デザートはワゴンから食べたいものを選ぶスタイルとなっている。


 


スタッフのサービスの素晴らしさはもちろん、ソムリエにも数々の賞を受賞した実力者が揃っており素晴らしいワインを紹介してくれる。


マリアージュで楽しむとより食事を愉しめるだろう。


 


優雅で贅沢なひとときを楽しんで欲しい。


 


 


L’OSIER (ロオジエ)


住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-5-5


電話番号:0120-156-051/ 03-3571-6050


営業時間:ランチ 12:00~13:30


     ディナー 18:00~19:30


     日曜・月曜定休


 


 


【Les saisons   (レセゾン)】



ミシュラン一つ星獲得のレセゾン。


格式高い帝国ホテル内にあるこちらは店内の内装もシックで厳か。


クラシカルモダンをテーマにデザインされ、落ち着いた色調ではあるが重厚感と高級感はしっかりとある。


 


フランス シャンパーニュ地方を代表するレストラン”レ クレイエール”でシェフを務めたティエリー・ヴォワザン氏がシェフを務める。


15歳から料理人としてのキャリアをスタート。


伝統を踏まえながらも新たな感性を取り入れ、厳選した素材を卓越したセンスで驚くような料理に変えてしまう。


 


そんな彼の師であるジェラール・ボワイエ氏直伝のトリュフのパイ包み焼きはこちらで食べるべき一品。


フォワグラを塗ったトリュフを丸ごとパイで包んだなんとも贅沢な一品。


ナイフを入れた瞬間に立ち上がってくる香りはめったに味わえるものではない。


 


こちらはハイレベルなワインをグラスで多く揃えている。


なかなかボトルだと手が出なくてもグラスだと色々な種類のワインを味わえる。


食事に合わせて自分で選んでみるのも楽しいだろう。


時期によって置いているものは変わるが、赤白ともに帝国ホテルでしか味わえない帝国ホテルオリジナルブレンドワインがある。


赤ワインはテンプラニーリョ使用のImperial Gran Reserva。


スペインワインの歴史を変えたとも言われているワインで、スペインを代表するワインでもある。


スペインワインコンテストで優勝の実績を持つシェフソムリエが現地でその味わいに感銘を受け、リオハのワイナリーに出向きブレンドにも携わっている。


オーク樽によるバニラ香、ベリー系の香り、野性味の混ざった複雑な香りを持ち合わせている。


味わいは柔らかい酸とまろやかなタンニン、しっかりとした果実味がある。


白ワインは甲州ブドウ使用の峡東 甲州。


日本産ワインの素晴らしさを発信したいという思いで、山梨県甲州市の勝沼醸造株式会社とタイアップしたもの。


柑橘系とハーブの爽やかな香りと爽やかな酸が特徴のライトボディ。


 


どちらのワインも和食洋食どちらにも合うつくりとなっている為、帝国ホテルに出向いた際は是非。


 


 


Les saisons   (レセゾン)


住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 東京本館中2階


電話番号:03-3539-8087


営業時間:ランチ 11:30 ~ 14:30


     ディナー  17:30 ~ 22:00


 


 


【Collage (コラージュ)】



コンラッド東京28階に位置し、高さ7mの窓は開放感抜群。


汐留の景色とシンプルかつモダンな内装が見事に調和したコラージュ。


フレンチをベースに様々な国の技法を取り入れた新スタイルのモダンフレンチレストラン。


フレンチだけにとらわれない自由な発想で素材の旨みをそのままに、見た目は美しい芸術的な料理を愉しめる。


 


ヘッドシェフは松永晋太郎氏。


シンプルな調理法のモダンフレンチでありながら、器や料理から美しい日本の四季を感じられるように旬の和の食材を取り入れている。


一皿一皿がアートのように美しい。


 


ここではなんとグラスワインでの取り扱いが難しい高級ワインをグラスで堪能できる。


というのもコラヴァンを使用した“コラヴァンフライト”を提供しているからだ。


コラヴァンとは、細いニードルをコルクに差し込む事でコルクを抜くことなくワインを注ぐことができる特許テクノロジーを使用したアイテム。


世界で唯一コルクを抜くことなくワインが注げるツールでソムリエが厳選したプレステージワイン4種、シャンパーニュ・白ワイン・赤ワイン・デザートワインを愉しむことが出来る。


 


ボトルワインも品揃えが素晴らしく、まさに世界中のワインを取り揃えている。


その中でもやはりフランスを代表するワインであるChâteau Lafite-Rothschild。


1855年のボルドー格付けから第1級の座を守り続けているボルドー5大シャトーの内の1つであり、名実ともにボルドーワインの頂点を極めている。


畑は石灰質を基盤とする砂利質の土壌でメドックの中でも最上級と言われている。


ポイヤックの中でも最北、サン・テステフとの村境近くに位置するラフィットの畑。


ポイヤックでも最も標高の高い位置に畑があり、シャトー名は“小高い丘”を意味している。


最上の立地を享受するブドウ畑である。


カベルネ・ソーヴィニヨン70%、カベルネ・フラン3%、メルロ25%、プティ・ヴェルド2%を使用。手摘みのブドウは新樽率100%で18~20ヶ月熟成。


気品と繊細さに溢れ、キメ細やかな口当たりとエレガントで長い余韻は極上の味わい。


長期熟成を経ることでより深みが出て味わいに重なりがうまれる。


一度は飲んでおきたいワインだ。


 


サービススタッフも非常に感じが良く、画期的なコラヴァンフライトでご褒美ワインを愉しみたい。


 


 


Collage (コラージュ)


住所:〒105-7337 東京都港区東新橋1-9-1 コンラッド東京 28F


電話番号:03-6388-8745


営業時間:ランチ 土・日 12:00 ~ 14:00 


     ディナー   17:30 ~ 21:00

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