お役立ちコラム
つまみも鮨も

鮨といえば握りだが、握りの前に出てくるこだわりの食材を使ったつまみもコースの楽しみのひとつ。
おまかせコースでは握りメインのお店が多い中、つまみにも力を入れている鮨屋をご紹介。
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
【鮨わたなべ】
ここ数年、グルメタウンとして人気急上昇中の荒木町。
その一角に、上質な握りと繊細な日本料理の両方を一度に楽しめる鮨屋がある。
店内は、シンプルで落ち着いた空間。
料理も握りも店主1人でこなし、L字型のカウンター7席と小上がりの個室の小さなお店。
鮨屋の醍醐味である臨場感をより味わえるようにとネタなどを入れる冷蔵ケースをカウンター前に置いていない為、作り手の手元がクリアに見える設計に。
カウンターがキッチンにそのまま繋がっており、店内は非常にすっきりとしている。
店主の渡邉匡康氏のキャリアは京都の料亭から。
その後、シドニーの和食店で勤務、帰国後は割烹で修業を続ける。
日本料理を極めていたが、30歳の頃に魚の扱いや下処理が異なる寿司の道へ。
日本料理と寿司の両方の知識を武器に、2014年四谷荒木町に自身の名を冠した鮨わたなべをオープン。
その為、鮨職人としてはもちろん、日本料理の技術にも定評がある。
品数豊富なおまかせコースでは、まずつまみが10種類以上登場。
少しずつ旬の味を楽しんで欲しいという思いから、小さめのポーションで焼き物や蒸し物なども含めたつまみを頂ける。
こだわりの素材に様々な創意工夫が見られる。
素材の産地別での食べ比べ等も楽しめる。
つまみを堪能した後は握りへ。
酢飯とネタのバランスを第一に考えた丁寧な仕事ぶり。
満腹具合に合わせてシャリのサイズを調整してくれるなど、大将の暖かく丁寧な接客が安心感を与えてくれる。
接待やデートにもぴったりのお店。
多彩な旬の食材からなるつまみの種類が多いため、酒はどんな料理にも幅広く合わせられる純米、純米吟醸を中心にセレクト。
酒器も美しいものばかり。
こだわりの日本酒はもちろん、海外からのゲストにも対応できるようワインやシャンパンも豊富に用意。
好みに合わせて自由に選ぶことが出来る。
鮨わたなべ
住所:東京都新宿区荒木町7 三番館 1F
電話番号:03-5315-4238
営業時間:17:00 ~ 23:00
定休日 日曜日・祝日
【鮨 五徳】
渋谷の喧騒を抜けた奥渋エリアにひっそりと佇む五徳。
2017年に移転したお店は中も外もスタイリッシュ。
外観は黒い壁面と五徳のデザインの入った白い暖簾、店内にもシルバーの壁に五徳の紋様が描かれている。
店内のメインでもある白木の美しいカウンター席は、目の前で店主の包丁さばきや華麗なパフォーマンスを楽しめる特等席。
デートにも向いているし、ゆったりとしたカウンター席を9席丸々貸し切ることも可能。
接待やお祝い事、会食などにぴったりな落ち着いた趣きの個室も用意。
上品な雰囲気で、プライベート感を大切にしたい人におすすめ。
店主の上野純平氏は世田谷の鮨店で修行後、鮨 五徳で独立。
鮨はもちろん、多彩なつまみで楽しませるコースを提供したいと考え、開業前には他の鮨店や、和食、フレンチと様々な料理を学んだ。
その探究心をもって和食とフレンチを融合したテリーヌなど、日本酒にもワインにも合うつまみと鮨を提供している。
コースは月ごとに替わるおまかせコースのみ。
先付け、お造り、酒肴とメインの鮨までに様々なつまみをたくさん楽しめる。
血糖値の急激な上昇は健康に良くないと考えそれを防ぐ為、様々なつまみの後に鮨を提供。
食べてくれる人の健康を考え、ワインや食材なども防腐剤や農薬、化学肥料を使用していない物を仕入れている。
季節やその時々で店主が一番良いと納得した食材のみを仕入れるこだわりぶり。
さらに、店主こだわりのシャリは、無農薬・化学肥料不使用の新潟県上越市の契約農家産の2種と信州八重原産の米をブレンド。
ネタによって赤酢を使った赤舎利と米酢を使った白舎利とを使い分けている。
美味しい状態を保つ為、作り置きはせず握る直前に酢と合わせる。
店主こだわりの日本酒は、純米酒や純米吟醸酒を中心に定番の物から珍しい銘柄、季節限定の物まで美味しい日本酒を頂ける。
常時20種類程が用意され、希望があれば店主が料理に合わせてペアリングをして提供してくれる。
店主にお任せしてみるのも新しいマリアージュを楽しめるきっかけになるかも。
鮨 五徳
住所:東京都渋谷区神山町12-8
電話番号:03-5454-5595
営業時間:18:00~23:00
定休日 日曜日
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