お役立ちコラム
旅行気分に浸れるレストラン
コロナウイルスの感染が拡大してから早一年半余り。
緊急事態宣言やまんえん防止等重点措置が発出される中、誰しもが旅行に行きたい欲求を必死に抑えているところだろう。
こんな状況下でも日本にいながら、海外にいるような気分を味わえるお店を紹介したい。ご当地のお酒と食事で日頃の鬱憤を少しでも晴らそう。
ちなみに、いざ旅行に行ける!となっても機内でのお酒はほどほどに。
というのも、地上にいる時に比べると上空での飲酒は酔いやすいからだ。飛行機内でのお酒はチケットにインクルーシブだしといろんなお酒を試したくなる気持ちは分かる。しかし、食前酒を頂いて食事とお酒を楽しみ、食後酒も頂いてさらにナイトキャップもなんてやっていたら長いフライトでどれだけのお酒を摂取することになるだろう。
理由に関しては諸説があるが、いくら客室の気圧が地上に近い環境に調節されているといってもやはり地上に比べると空気は薄い。これにより体内に取り込む酸素が減少し、代謝が悪くなる事でアルコール分解が遅れる。また、気圧が低いことで末梢血管が広がり血液循環が促進される為、血液中に取り込まれたアルコールが地上よりも早いスピードでまわるとも言われている。
いくら久しぶりの旅行で気分が上がっているとしても羽目の外しすぎには気をつけたい。
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
【Hacienda del cielo MODERN MEXICANO (アシエンダ デル シエロ モダン メキシカーノ)】
代官山TSUTAYAから程近く、スペイン語で『空の家』を意味するというアシエンダ デル シエロ。
店内はビルの外観からは想像できないメキシカンな空間が広がっている。
東京にいながら、広い空を感じられるテラスは開放感抜群。
スカイダイニング、バーエリア、ラグジュアリーなラウンジなどが用意され、テーブルや床にカラフルなタイルが張り巡らされていたりと店内は陽気な雰囲気たっぷり。
また、天井の高い開放感ある大空間には、ボックス席やテーブル席など色々なタイプがあるのでお子様と一緒でも安心。
少しくらい騒いでしまっても店内の陽気な雰囲気がかき消してくれそう。
ランチには太陽をたっぷり感じられ、夜には雰囲気の良い大人なメキシカンへと姿を変える。
食事はモダンメキシカンで、メキシコシティに伝わるアルパストールや定番のタコス、ワカモレなど、野菜もたっぷり摂れる豊富なメニュー。
ランチにはファヒータやコブサラダ、タコス、ブリトーなどがお得に食べられる。
かつ、メキシコビールを350円でつけれるのでさらに満足感たっぷり。
ディナーには定番のワカモレやナチョス、ハラペーニョフリットやファヒータがおすすめ。
メキシコといったらテキーラ。
テキーラのカクテルといえばマルガリータ。
テキーラの原料である竜舌蘭からつくる蒸留酒を、メキシコでは一般的にメスカルと呼んでおり、そのうちアガベ・アスール・テキラーナという品種を原料にしたものだけが、テキーラを名乗ることを許されている。
テキーラの中にイモムシが入っているのを見たことはないだろうか。
これは不当な加水が横行した時代に、アルコール度数を証明するために行われていたものだ。
今では、最後に残ったイモムシを食べると幸せになれるという言い伝えがあるそう。
実際食べてみたが、食感がぷりっとして味のないイクラという感じだった。
マルガリータの起源の説は様々あるが、メキシコかアメリカで誕生した説が濃厚。
バーテンダーが恋人の為に作り、恋人の名前からマルガリータになったなどという説もある。
マルガリータはテキーラ、コアントローまたはトリプルセックというオレンジ風味のリキュール、レモンジュースまたはライムジュースから作られる。
それらをシェイカーでシェイクして、グラスのふちに食塩をつけたものがスノースタイルといわれるよく目にするスタイル。
たくさん汗をかく夏に絶対に飲みたくなってしまうカクテル。
ここではライム、マンゴー、ストロベリーなどのフローズンマルガリータも楽しめる。
他にも、100%AGAVEのテキーラにハーブやスパイス、フルーツを合わせたカモミールテキーラ×パイナップマルガリータやラズベリーテキーラ×クランベリーマルガリータなど飲みやすいタイプもある。
テキーラが苦手な人も是非試してみて欲しい。
メキシコまで本来フライトで13~14時間かかるところだが、メキシコの雰囲気を開放感たっぷりの代官山アシエンダ デル シエロで。
Hacienda del cielo MODERN MEXICANO (アシエンダ デル シエロ モダン メキシカーノ)
住所:〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町10-1 マンサード代官山9F
電話番号:03-5457-1521
営業時間:月~金 11:30~20:00 土日祝 8:00~20:00 (土日祝日 モーニング8:00~10:30L.O)
【ANTHEMBLE by My Humble House 丸の内 (アンセンブル バイマイハンブルハウス)】
丸の内ブリックスクエア内にあり、東京駅や有楽町駅、二重橋前の3駅全てから徒歩圏内と好立地なシンガポールレストラン。
テーブル、床などの内装からウッディな印象を感じられ、照明が抑えられた店内は落ち着く空間。
ランチタイムは窓から太陽の日差しが差し込んでリラックスでき、夜は赤レンガの三菱一号館美術館などの丸の内の夜景を一望出来る。
天井も高く、落ち着いて語り合えそうな雰囲気。
個室の種類も充実しており、カップルにぴったりな夜景を楽しめる2人用テーブルや開放感のあるメインダイニングも。
シンガポール料理は、中華料理をベースにアジア諸国の料理を取り入れ自由な発想からなるエスニックフード。
シンガポールで定番の海南チキンライス、シンガポールバクテー、シンガポールサテー盛り合わせ、シンガポールチリクラブなど存分にシンガポール気分を味わえる。
こちらは響のアンテナショップということで、味が濃いめのシンガポール料理に口をすっきりさせてくれる炭酸と響のフルーティーな味わいがよく合う。
響は“日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー”をコンセプトに作られており、華やかな香りと柔らかな味わいが特長。
24節気を表した24面カットのボトルデザインが美しく、生成りの越前和紙ラベルに墨文字を施した正しくこれぞジャパニーズウイスキーといえる存在。
響はハイボールやロック、水割りなどの定番の飲み方だけでなく、カクテルの材料にもなり得る。
こちらのお店ではジャスミンレモネードという響を使ったオリジナルカクテルもある。
また、ボトルキープもできバーカウンターの一角にはキープされたボトルがずらっと並べられている。
なかなか旅行に行けない今、響ボトルをキープして気軽にシンガポールを味わってみては。
ANTHEMBLE by My Humble House 丸の内 (アンセンブル バイマイハンブルハウス)
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 3F
電話番号:050-3171-8358
営業時間:ランチ 11:00~14:00
ディナー 17:00~20:00
【THI THI (ティティ)】
JR蒲田駅と京急蒲田駅の間に位置するベトナム料理のティティ。
商店街の地下に店を構えており、すでに入り口からディープな雰囲気が漂っている。
テレビ東京の『孤独のグルメ Season4 第11話』で紹介されたこともあり、蒲田を代表するベトナム料理屋。
店内はテーブルの敷物やメニューから現地感が溢れ出ている。
食事は孤独のグルメでも紹介されていた海老の生春巻き、揚げ春巻き、肉入りおもち、とりおこわ、レモングラスのビーフンなどを頼んでみて欲しい。
名前だけ見てもどんなものかなかなか想像がつかないだろう。
本場の味たっぷりなので、これはもう実際に行ってご自分の目と舌で味わって欲しい。
ベトナムのビールであるサイゴンビールや333ビール、ラルービールを置いており、ネップモイというもち米の焼酎も置いている。
その中でも333ビールはベトナム最大のビールメーカーのサイゴン・ブリュワリーで造られ、ベトナムでの国内シェア70%を超えると言われている。
商品名が特徴的で333をバーバーバーと読むのもなんだか可愛らしい。
ベトナム人にとって9は最高の数字であり、333は3つの数字を足すと9になることから幸運を呼ぶビールと呼ばれている。
泡立ちがよく、すっきりと柔らかな味わい。スパイシーな東南アジア料理にもよく合う。
食後には本場のベトナムコーヒーも楽しめる。
コーヒーが落ちるのを3~4分待ったら、コップの底に沈んているたっぷりの練乳をスプーンでかき混ぜて飲む。
どこか懐かしい味で、最後までベトナムタイムに浸ることが出来る。
THI THI (ティティ)
住所:東京都大田区蒲田5-26-6 B1F
電話番号:03-3731-1549
営業時間:火~金 17:00~23:00
土日祝 12:00~22:00
月曜定休