お役立ちコラム
【千葉】隠れ屋敷 典膳
南房総の山奥に本当にひっそりとたたずむ古民家レストラン。
この周辺が戦国時代から江戸時代初頭にその名を馳せた剣豪 御子神典膳吉明の故郷であることからその名を店名にしたという。
江戸の武家屋敷の門と玄関を移築し、古建具や古材を使って建てられたお店は風情たっぷり。
周りの自然と相まってマイナスイオンを感じられる心安らぐ空間。
店内には古民具や剥製、仏像、武具などが所狭しと展示してある。
そんな武家屋敷の店内は全室個室。
静かな空間で料理と共に南房総の景色、風、香り、鳥虫の声を五感で味わって欲しいという想いから。
プライベートな空間で日々の忙しさから解放され、ゆったりと寛げる。
そんな山奥に位置している為、車以外に交通手段はないはずだが、カーナビの案内に沿って進んでいると道に迷ってしまうことも。
ナビに千葉県南房総市御子神5を設定し、国道からの山道の入り口である御殿山ハイキングコースに入っていくとスムーズに辿り着ける。
お料理は基本的に炭火焼きのコース。
前菜、練り豆腐、炊合わせ、地魚お造り、生野菜、お肉 海鮮 野菜 炭火焼き、麦とろご飯、お新香、味噌汁、デザートからなっている。
焼き物の種類や本数によって値段が変わるが、ランチは2500円から、ディナーは3000円から7300円。
これだけのボリュームと美味しさなのにコスパがすごい。
すべてのコースで頂けるのが、湧き水と地元の美味しい牛乳に胡麻のコクと香りを入れて丁寧に練り上げた房総発祥の嶺岡豆腐と、地元で獲れた自然薯と大和芋をブレンドし、秘伝の出汁でふんわふわに仕上げた麦とろ御飯。
これだけ料理が美味しいのには理由がある。
料理の命であるお水は古来より湧き出る御殿山の名水 暗闇の水を使用。非常にミネラルが豊富な軟水。
お店までお水を引いている為、お店の入り口に誰でも無料で汲める水くみ場も完備。
さらに、畑・果樹園・竹林・山を所有しており、畑では旬の野菜を作り、果樹園ではフルーツを、山では山菜を収穫することが出来る。
地元の季節の旬なものを本当に新鮮な状態で頂けるのだ。
お肉にもこだわり、緑美しい名水の郷 千葉県の北総台地で育てられた濃厚で甘味がありプリっとした弾力の水郷鶏や千葉県南房総の赤身の味がしっかりとした里見伏姫牛、
柔らかい肉質と上質な脂ののった里見和豚など、これまた千葉県産の美味しい食材を揃えている。
さらに、南房総には日本に4箇所しかない捕鯨基地があるということで、高タンパクで低カロリーと体に良いタンパク質を含んだくじらも頂ける。
サッポロ瓶ビール、生ビール、日本酒は安房の地酒 亀田酒造の金波銀波など。
サワーはレモン、梅、紫蘇、柚子、ホッピー。焼酎は芋、麦、落花生、米。自家製梅酒やウイスキー、カシスなどを使ったカクテル、ワインの用意も。
運転する方は柚子ジュース、梅ソーダ、紫蘇ジュース、そば茶、オレンジジュース、烏龍茶、コーヒーなど。
お酒なしでもじゅうぶん楽しめるはず。
完全予約制なので、行かれる際はまずはお電話を。
隠れ屋敷 典膳
住所:千葉県南房総市宮下1822
電話番号:0470-46-4137
営業時間:ランチ 11:30~15:00
ディナー 17:00~21:00
不定休