お役立ちコラム
ホッピー通り
浅草寺や仲店通り、花屋敷など歴史ある街並みが人気の観光地である浅草。
浅草は食べ歩きの街としても有名で、揚げ饅頭やきびだんごなどの昔ながらのお菓子や最新のスイーツを食べ歩きできる。
そして、浅草寺の裏手に位置し、お酒好きな観光客をはじめ地元民にも愛されているのがホッピー通り。
明るい時間から営業しているお店が多く、昼飲みから仕事終わりの一杯まで、いつ何時に行ってもお酒を楽しむ方で賑わいをみせている。
休日には、テラス席で友人同士で集まったり、カジュアルなデートを楽しめたりとレトロな雰囲気&コスパ抜群でハシゴ酒を楽しめる。
ホッピー通りの名物はずばり、ホッピーと煮込み。
以前は”煮込み通り”と呼ばれていたほど牛すじ煮込みやもつ煮込みがどの店にも置かれていて、お店によって味が違う為、色々なお店の煮込みを楽しみたい。
あわせるお酒はもちろんホッピー。
発売当時、ビールが高嶺の花だったことから、ビール代用品の焼酎割飲料として爆発的に売れた。
浅草でもビールよりも安価であるが、ビールのような味わいを楽しめるということで、ホッピーが流行。
最近でも低カロリー、低糖質、プリン体ゼロという点から女性や健康志向のお父様方の強い味方となっている。
なんと消費の主要エリアは東京・神奈川・埼玉の一都二県で大多数を占めるという。
浅草がその一助となっているのは言うまでもないだろう。
気軽に立ち寄れる雰囲気抜群の老舗居酒屋が多いホッピー通り。
がやがやと下町人情溢れる雰囲気と隣の席の会話が聞こえてしまうくらいの距離感、ホッピーと煮込みでこのご時世にたまにはアナログなコミュニケーションも必要。
天気の良い日には外の風に当たりながら飲むのも良い気分転換に。
煮込みが美味しいお店、珍しい生ホッピーが飲めるお店など身も心も温まる浅草ホッピー通りのおすすめ居酒屋をご紹介。
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
【正ちゃん】
本当に常に賑わっていると言っても過言ではない正ちゃん。
ホッピー通り屈指の有名店の1つ。
リッチモンドホテル向かいの角にお店を構えている。
少し年季の入ったメニューがまたなんとも老舗感を漂わせている。
名物のこちらの牛煮込みは大きな豆腐がどんとのっていて、しっかり味が染み込んでいるのでお酒がどんどん進む。
創業以来継ぎ足しのタレで作られているそう。
ホッピー通りの煮込みで1番といわれるほどその美味しさ。
がっつり食べたい時には、その牛煮込みが白飯にのった牛めしもおすすめ。
ドリンクはもちろんホッピー。
白と黒から選べ、自分で濃さを調整して楽しむ。
なくなったら中とよばれる焼酎を追加して2杯目へ。
正ちゃん
住所:東京都台東区浅草2-7-13
電話番号:03-3841-3673
営業時間:水~金 お昼過ぎ~22:00
土・日 11:00~21:00
定休日 月・火曜日
【鈴芳】
黄色い看板とオレンジのビニール屋根が目印の鈴芳。
なんといってもホッピー通りの中で唯一、生ホッピーが飲めるお店として有名。
ホッピーと言えば、焼酎と氷が入ったジョッキに瓶に入ったホッピーを注いで、好みの濃さにして飲むというイメージを持つ方がほとんどだろう。
しかし、こちらの樽生ホッピーは文字通りホッピーがサーバーからそのまま注がれるというレアもの。
ホッピー通りではこのお店でしか味わうことが出来ないし、都内でもなかなかお目にかかれることはない。
瓶とは違う、生ビールのようなきめ細かいクリーミーな味を堪能でき、舌触りやのど越しが格段に違う。
ホッピー白と黒、そしてハーフ&ハーフの3種類を提供している。
樽生ホッピーの味を知ってしまったら、瓶のホッピーが物足りなくなってしまうかも。
お料理はピリ辛の韓国風牛すじ煮、みそ味の和風牛もつ煮、甘辛味付けの牛ハチノス、海老にらまんじゅうなどがおすすめ。
韓国風の味付けが多くみられるのも特徴の1つ。
臭みがなく、よく煮込まれた煮込みと生樽ホッピーは鈴芳ではマストメニュー。
鈴芳
住所:東京都台東区浅草2-5-1
電話番号:03-3841-6081
営業時間:11:00~21:30
定休日 火曜日