地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩4分、飲食店や企業が並ぶエリアにある寿司処。
創業は天保12年（1841年）。当時旅籠屋をしていた初代が一念発起して始めた寿司屋である。活焼穴子（いけやきあなご）は天然の穴子の中で、最も美味といわれる30cm前後のものを選りすぐって仕入れており、創業依頼受け継がれているタレをかけて焼き上げる。香ばしい秘伝の味に口の中が喜ぶ。箱寿司、穴子細巻、上方ちらしなどにふんだんに使われている。また、飯（しゃり）には日本晴など、西日本の硬質米を使っている。噛みしめるほどに美味しさが増し、時間がたっても美味しさが変わらない特徴がある。
飲み物は日本酒がメイン。全国から選りすぐりの日本酒が集まる。綿屋 （宮城）、鷹勇（鳥取）、ばくれん（山形）、十四代（山形）、益荒男（石川）、東一（佐賀）、松の司（滋賀）、初亀（静岡）、儀侠（岐阜）、れい泉（岐阜）などだ。お気に入りのお酒が見つかるだろう。
大正初期の木に書かれたお店の看板や大きな書などが店内に飾られており、歴史と趣を感じる。「大阪箱寿司」の原点である箱寿司の元祖のお店で色々なお寿司を堪能できる。