京都三条通白川橋のほとりに、「丹」という小さな台所ができました

丹の名前の由来は、丹という文字がもつ「小さな真心」という意味と、丹後半島で作られる本当にいいものを紹介したいという思いを込めました。時間をかけて生産された農家さん、漁師さん、職人さんや作家さんなど、丹という「台所」を通してご紹介しています。丹が、親しい友人の家に遊びに行くように、また久しぶりに家族が集まる時のように、肩の力を抜いて暖かい食卓を囲む、そんなくつろげる家でありますように。

京都「東山」駅より徒歩５分、京都三条通白川橋のほとりに佇む和食店。老舗料理店”和久傳”の系列店として開業した落ち着いた雰囲気のお店だ。朝食から夕食まで食べられる。朝食は野菜を中心とした献立、昼食は、旬の食材を使った丹オリジナルの丼物や麺類、夕食はアラカルトメニューで、一品から注文できる。

野菜は無肥料・無農薬の自然農法で野菜を育てている農家から仕入れ、米は京丹後・久美浜市野々の自家製米を使用している。土作りから始まり、苗作り、田植え、人力除草、草刈、稲刈り、脱穀に籾摺り・乾燥、検査そして精米まで一貫して自社のスタッフが行うとのこと。生産者の顔が見えるものを使用する、というモットーが感じられる。

飲み物は丹後産の地酒やクラフトビールなどこだわったものをいただける。朝食の時間なら1階で食事を取った後、2階に上がり、セルフドリンクを楽しめる。コーヒーを注文すると添えられてでてくるのは「桑の茶葉ゼリー」。自家製餡子がトッピングされていて、朝からデザートも併せていただけるユニークなメニューだ。